スノーボードジャンプ台 in 光化門@ソウル生活 [韓国風景]
先々週の話ですが、ソウル市内で、スノーボードジャンプワールドカップ大会が開かれました。
僕も、最初聞いた時は、ソウルなんかでするとこあったっけ、どうせソウル市内から1時間離れたところでするんやろ、なんて考えていたら、さすが韓国、発想が実にダイナミックです。
場所はここ↓
光化門、ここはソウル北部のビジネス街の中心でもあり、キョンボクンなど故宮や、日本大使館、アメリカ大使館も位置し、名実ともに文化、政治の中心地で、ミョンドンまで歩いて10分ほどです。(↑ちなみにこの写真は夏に撮ったもの)
これは先々週とったものですが、奥のほうに凸の白い物体が見ることができるでしょうか。こんなところにジャンプ台を作ちゃいました。ジャンプ台の真後ろは、現在改修中の故宮です。
ジャンプ台の前にはセジョン大王の像(ハングルを作った偉い王様です。)
後ろを振り返ると、ご覧の通りビジネス街です。
日本で例えるなら、皇居の真ん前に作ったという感じでしょうか、日本だと色々と規制で雁字搦めで、発想はあっても実際に実行に移すことはまず不可能に近いでしょうが、韓国は思いついたら、一直線、不可能と思えることでもやってしまう、まさにダイナミズムがこの国にはあり、それは素晴らしいと思います。
立派なジャンプ台ですよね、費用約17億ウォン也(約13億円)→1億3千万円
もちろん、誰もが賛成しているわけではなく、開催直前まで反対運動もありました。主な反対理由としては、多額の税金が投入されていること、故宮など近いこの場所ではやはり相応しくない、中心地でイベントを行うと、激しい交通渋を引き起こす等が理由です。ソウル市としては、競技が世界中に放送されるため、宣伝効果も期待できるということで押し切っての開催でしたが、どうも来年あるソウル市長選挙のための現ソウル市長のアピール、実績作りなんて新聞ではかかれてます。理由はどうであれ、実際やってしまたのだから、それはそれで、凄いですよね。
実際に競技が始まったらすごい人です。でもここからがイマイチなのですが、ジャンプ台の両脇は片道7車線ほどの道路ですが、競技が始まってもここは閉鎖してないので、ビュンビュン車が走っています。つまり見に来た人は道路横の歩道から見る羽目になり、全然ジャンプ台を見ることができない、見えてももう豆粒です。ここまでしたのに なんで交通規制しないのか、本当にガッカリです。そしてせっかく故宮の目の前でやっているのに、ジャンプ台で故宮が隠れてしまって、見ることもできないので、ソウル市の言う宣伝効果も?ですね。でも、こうやって色々と文句の一つ二つ言えるのも、競技を実際に行ったからなんですよね。色々と問題のある大会だったとは思いますけど、とりあえずやったことは賞賛に値するし、色々と僕は楽しませてもらいました。
す、すごいです!
街中に突然のようにジャンプ台ですか!
周りに、普通に車が走っているっていうのも
ダイナミックな感じです(^^;
by Pace (2009-12-23 00:33)
おっしゃるとおり、ここまでして交通規制しないのは
…残念ですね(^_^;)
豆粒大にしか見えなくてもミナサン、観てたのかしら?
by pica (2009-12-23 02:02)
17億ウォンなら1億3000万円ぐらいでは?
by townsrus (2009-12-23 19:47)
I wish your merry Christmas !
多忙につき、駆け足訪問で失礼いたします。
by cjlewis (2009-12-24 15:12)