パリ 凱旋門@2008.12 [フランス]
シャンゼリゼ通りの西の端 凱旋門に到着しました。
この門の威風堂々とした姿に、本当にただ凄いなぁと感嘆するばかり。
凱旋門は1806年ナポレオンの命令によって建設が始まり完成したのが1836年、当の本人は完成した時にはもう死去しており、生きている間にくぐることができなかったとか。
門の下には、フランスとEUの旗が掲げられ、その下には、第一次世界大戦の無名戦士の墓があります。
チケットを買って、凱旋門の展望台を目指します。
272段ある螺旋階段を息をきらしながら登っていくとそこは、
光で満たされた真っ直ぐに伸びているシャンゼリゼ通りが偶然なのかそれとも計算されたのか、左から街路木の青、車のヘッドライト 白、そしてバックライトの赤、なんだかフランス国旗みたいだ。
凱旋門を中心に12本の放射線に伸びた道 光が凱旋門に向かって集まってくるようで、本当に息を飲むような美しさ、そして、その光が瞬きそして動いており、なんだか生きているように感じてしまう。
この凱旋門の正式名称はエトワール凱旋門、エトワールはフランス語で星。12本の放射線に伸びた道がまるで星のように見えるため、このように呼ばれるそうです。
6年前の2月 卒業旅行でここに来たとき、金もないので、一人夜じっと、ただただこの夜景を見たその風景を、またこうして何年後かにこうして見ることができるなんて思ってもなかったので、色々と感傷的になってしまった。また、この夜景は何年後、何十年後でもよいからもう一度見てみたい。
蒼く輝くエッフェル塔、おぼろげな記憶では、ちょうどこの年はフランスがEUの議長国だったので、このようなイルミネーションだったような。 ずっと眺めていたいけど、めちゃくちゃ寒いのでここらで退散
凱旋門内部(アーチの上部)にはこのような広い空間が。外からではこんな空間があるなんて想像できないくらい広い。ここには、凱旋門の歴史や立体模型などが展示されていました。
ずっと外にいたので寒い上に、一日中歩き回ったので疲れたので、ホテルに戻って休もう。続く
シャンゼリゼ通り@2008.12 [フランス]
コンコルド広場に着いた後は、いざ凱旋門を目指すべく、シャンゼリゼ通りをひたすら歩きます。
このシャンゼリゼ通り、コンコルド広場から凱旋門まで約3キロ、幅約70メートルの道りです。
3キロなので、ゆっくり通りの店をウィンドウショッピングをしながら、のんびり歩くと、約1時間という
ところでしょうか。この日も結構な距離を歩いているので、結構足に来てますが、アドレナリン
もでているのであまり気になりません。
前回来た時は、2月で夜も特にイルミネーションなどもなく、冬の重い灰色の雲に覆われて華やかな
感じがしなくて、自分が思い描いていたイメージとかけ離れていて何だか残念な思いもしたものですが、
今回は年末だったので、通りはイルミネーションで彩られ本当に素晴らしいかったです。
通りには、映画館から、ファーストフード、そしてルイヴィトンの本店↑まであり、このギャップ凄いなぁ。
店内はアジア人特に中国人が本当に多くて、ここがフランスなのか中国なのか一瞬わからなくなる。
今回の旅では、どこに行っても、中国団体観光客をたくさんみたので、中国の国のパワーを否が
応でも感じてしまう。一昔の日本人もこんな感じだったのかな、なんてふと頭をよぎった。
あんな豆粒だった凱旋門も目の前に大きく見えてきて、通りのいよいよ終点。さぁ、凱旋門だ。
フランス ラファイエット~コンコルド広場@2008.12 [フランス]
オペラ座を見た後は、当てもなくぶらぶらと彷徨っていると、遠くにひときわ明るい建物を見えたので行って見ると、そこはギャラリー ラファイエット百貨店だった。
ラファイエットの外観は神戸ルミナリエのように装飾されておりなんともゴージャス、中に入ったら、ちょっとたまげてしまった。
ドームの中に高さ約20メートルのクリスマスツリー、なんか、唖然としてしまう感じ ここが百貨店なのが信じられない。この百貨店では観光客の多くが、商品をみるより、常に目線を上に向けて歩いていました。
夜が深くなればなるほど、街がどんどん輝いていくパリ。ラファイエットを出た後は、とりあえずシャンゼリゼ通りを目指そうということになり、街の眺めながら歩いてく。
路地好きとしては、パリの路地はたまらなく魅力的、直線距離にしたらたいした距離ではなくても、ジグザグ路地を渡り歩くので、結構時間がかかってしまうのが難点ですが、ついつい奥へ奥へと進んでしまう。路地一本一本まったく違う雰囲気で面白い。
今晩で一番気に入った路地はここ、場所はまったくもって不明ですが、白いクリスマスツリーに青いライトはあまり見たことがない組み合わせですが、綺麗だな。
寄り道をしながらも、なんとかコンコルド広場まで、たどり着きました。
次回、シャンゼリゼ通りへ続く。