パリ オペラ座周辺@2009.12 [フランス]
シャルトルから1時間ほど電車に乗り、パリに戻ってきた。
パリを訪れるのは今回で2回目。1回目は卒業旅行で1人バックパック背負ってで来たのですが、当然のごとくパリで買い物するなんて余裕はこれっぽちもなかったので、いつも公園行ってぼっ~とするか、1日美術館で過ごしていたので、今回、パリの街を歩きながら各店をウィンドウショッピングをしてるとまったく別の街に来たかのような錯覚におちいります。
店の前のまだ明かりのついていないイルミネーション
彼女と友達は、どうしてもパリでRepettoというブランドの靴が買いたいらしく、オペラ座近くの店に直行、あれがいいこれがいいとあれこれ試しているのに20分ほど付き合っては見たものの、決まる様子がまったくないので、2人をおいて店の周りをぶらついてみることに。
街はどんどん夕闇に包まれていく
ようやく靴を決めたと携帯に連絡にあり、店にもどったら
店の前のシャンデリア型のイルミネーションはなんとも上品な光が
買い物も終わったことだし、ここからオペラ座に向かう、、、いよいよ見えてきた。
いやぁ、なんというか強烈な印象、たしかに凄いのですが、ライトが対極にあるビルからオペラ座に向けられており、強すぎる光で建物自体がのっぺりとして見えてしまっているからか、この建物がもっている重厚感だとかそういったものが、光で全部消し飛んでいる気がして、僕にはどうしても安っぽく見えてしまう。本当に残念な感じ。あまりに綺麗過ぎるというか、、、、(あくまで去年の年末の写真なので、今年はどうなっているかは分かりません。)
フランス シャルトルの街@2008.12 [フランス]
ノートルダム大聖堂を訪れた後は、シャルトルの街をぶらつくことに。
もう時間は正午近くになろうとしているのに、人気のない路地をすすんで行く
すべてが止まったかのように、静まり返っていて、僕達の足音が路地に響いてく
なだらかな坂を下っていくと、小さな川にたどり着いた。ウール川です。このあたりはシャルトルでも一番古い町並みな残るところです。大聖堂の尖塔が随分上のほうに見えますね、どうやら小高い丘の上に建っているようです。
なんとも頼りないような ぼんやりとした太陽の光によって、道路に木の幹や枝がやんわりと影を落としており、なんとも寂しい感じがしてしまう。
ウール側に沿って歩いていたら、お腹も減ってきたので適当なレストランを見つけて昼食を。
建物のなかは、赤を基調としていて明るく、モノトーンの世界を歩いてきた僕らにとって、なんとも暖かい感じがしました。
キッシュ
鶏肉とジャガイモのクリームスープ
身体も心も温まったところで、パリへ帰ることに
シャルトル大聖堂@2008.12 [フランス]
結局、その日は、ストラスブールには行けず、朝食をとりながら話し合った結果、パリ郊外の町 シャルトルに行くことに。
シャルトル駅
シャルトルはパリから、電車で約1時間ほどの距離にある、人口4万人ほどの小さな街ですが、この街にある、世界遺産にも登録されているノートルダム大聖堂を目当てに多くの人が訪れており、この日も電車に乗っていた人の半分ほどがこの駅で降りてました。
ああああああああ
駅から5分も歩けば、大聖堂の尖塔が見えてきました。
いやぁ、それにしても大きい。全長約130メートル、ひときわ目につく2本の尖塔は、左右違う形をしています。向かって左はゴシック様式、右側はロマネスク様式。どうしてこんなことになったかと言えば、建設途中に火災に遭い、左側は消失してしまい、右側の新塔だけ火災から逃れた結果だそうです。
内部に入って空間の広がりに驚くばかりですが、上部に光を通して輝くステンドグラス、右側写真はバラ窓のステンドグラス、左側写真の上部のステンドグラスも若干青みがかってます。これが、「シャルトルの青」と呼ばれるものですが、なんとも透明感のある美しい青でした。
ああああああ
光の当たり方によってこれだけ表情が変わります。僕らが訪れたのは、午前でしたが午後に来たら、また違ったステンドグラスの光を見ることできるでしょうね。
聖堂内部の装飾も気の遠くなるような、時間かかったであろうものばかりで、その精密さに目が釘付けになります。
クリスマスが近かったからか、キリスト誕生の一場面を再現したものも。
この後は、シャルトル市街に出かけます。